ロサンゼルス・クリッパーズはシーズン序盤の惨敗を受けて、NBAオールスターに12回選出されたクリス・ポールを放出した。 過去16試合中14敗を喫しているクリッパーズは、アトランタ・ホークスとの試合前にポールの退団を発表した。 40歳のポールはNBA史上最高の選手の一人とみなされており、リーグで21年目となる最後のシーズンを戦っている。 クリッパーズのチーフ、ローレンス・フランク氏はESPNに対し、「我々はクリスと袂を分かち、彼はもうチームにいない」と語った。 「クリスは歴史的なキャリアを積んだ伝説のクリッパーだ。一つはっきりさせておきたいのは、我々のパフォーマンス不足についてクリスを責める人は誰もいない。 「私は現時点での記録に対する責任を受け入れます。私たちが苦労した理由はたくさんあります。クリスがシリーズに与えた影響に感謝しています。」 ポールはインスタグラムへの投稿で「家に送られることを今知った」と退社を認めた。
ESPNによると、ポールとクリッパーズのヘッドコーチ、ティロン・ルーは退任の「数週間」前から口をきくことができなかったという。 ポールは2011年から2017年までクリッパーズで6シーズンを過ごし、7月に1年契約で球団に復帰した。 ポールは12,552アシストでNBA歴代2位となり、ジョン・ストックトンの15,806アシストに次ぐ。 盗塁数でも2,728で2位であり、ストックトンの3,265に次ぐものとなっている。